2018年3月4日日曜日

【満員御礼・終了】3/24(土)誰でもできる里山再生講座

薮となった蜜柑畑、増える獣害、消えていく懐かしい植物、里地里山が荒れてきています。その豊かさを取り戻すにはどうしたら良いか一緒に考えます。
里山を作ってきたのは人の草刈り作業。草を見分けて、農具を正しく使い、里山再生をする技も実習します。

◇日 程:3月24日(土)10時30分~15時
◇場 所:小田原市根府川(JR東海道線根府川駅)
※集合場所はお申込みの方に後日お知らせいたします
※車、又は電車でのご来場が可能です。     
◇定 員:20人
◇参加費:3000円(昼食費1000円含む)
◇タイムスケジュール   
   10:15  集合
   10:30~11:00  オリエンテーリング 
   11:00~12:00  あおぞら教室「里山の恵みと課題」
   12:00~13:00  昼食@お山のたいしょう BBQスペース バーベキュー
   13:00~14:30  実習「手道具とからだの使い方」等
   14:40~15:00  本日のふりかえり
   15:00      終了

◇講 師:森谷工房 森谷昭一さん他
◇お申込み
3月20日(火)までに、下記小田原市農政課宛に、お名前、メールアドレス、電話番号、交通手段(電車か車)をお電話またはメールでお申込みください。
Email:


電話:0465-33-1494

2018年3月3日土曜日

【報告】『Re 農地』講座 8回目 最終回報告

【2/17『Re 農地』講座 8回目報告】
『Re 農地』講座も最終回。第8回目のテーマは、
「~次のステップへ~ 自分と農地を繋げる 今後の展開と企画づくり」でした。参加者から代表して5名の方に、これまで学び体験したことから考える「わたくし的Re農地とは」を発表していただきました。


さて、『Re農地』のめざすところは、
「使われなくなった農地をいかに活用するか?」という課題に対し、これまでにはない、自分達の暮らしに近い身の丈の農地の活かし方を模索する、でした。なので、リフォーム(再生)ではなくリノベーション(改革)にこだわったのです。
やわらかで多様な、かつ次につながるアイデアがいくつも提案されました。これからどう実現していくか、楽しみなところです。

個性あふれる5つのご提案がありました。
 ・「キンダーガーデン構想」
 Re農地敷地の自然や農体験を活かし、高齢者と子供が共に学び遊ぶ森の幼稚園的なもの。
・「宿泊体験!~片浦~海と空のホリデー農(野良)ワーク」
1泊2日でRe農地講座と実践デーを組み合わせ、さらに宿泊することで地域と関る時間やお楽しみイベントをもりこみ、コミュニティを愉しむ。
・「0歳からの農業」 by服部さん
赤ちゃんからの親子での食育と、農業や料理体験と交流の場となる、生きる技を身に着ける会員制の倶楽部
・「ソーラーフードドライヤーづくり」
発泡スチロールでソーラードライヤーを作り、Re農地敷地に落ちてそのままになりいのしし被害の元になっている余剰物をドライフルーツにする。
※その他、かたうたげ(野外フェス)/みかん畑でつかまえて(農コン)/いのかんちゃん(ゆるきゃら)のご提案も。
・「魅力的なMAP&LISTづくり~エコツアー受け入れ準備のため~」 
Re農地敷地の様々な資源を調査、整理し、ステキなマップにまとめる。敷地の中のお気に入りの場所を探すワークショップの提案

当日は地主さんや住民代表の郵便局長、農政課さんも来てくださり、熱い発表と他参加者からの感想や質問と充実した回となりました。
Re農地ランチは、でました!お山のたいしょうの孝子と、パン職人mugifumiの宮下さんのコラボ、「Re農地バーガー、with野菜ごろごろスープ」


何度も試作を繰り返したという渾身の作。たいしょあげと豆腐バーガーに隠し味のカルダモンとお豆にキウイのマヨソース。具材がひきたつよう配慮されたバンズ、今日だけのスペシャルメニューです。美味しさと心意気はまさに金メダル級でした。

ランチのあとは、森谷さんの講座「Re農地のための国語の時間」
成功するものの裏には哲学と文学がある。人を動かすのは文学の力。人々が求めるのは詩の心。というお話しでした。
つまり、哲学と文学のない活動は、人を動かさないし、継続しないし、失敗に終わる。全くその通りだと思います。

今後もここで芽吹いたものを一時で終わらさず、大事に丁寧に紡いで、これからに繋げていきたいと思います。
5月以降、Re農地講座2018の開催も決定しました。詳細はおってご報告します。
今回ご縁をいただいた方、また興味はあるけどご都合あわず参加出来なかったもどうぞ次回またお越しください。