2015年6月16日火曜日

「片浦植物蒸留所」立ち上がりました!!

この度、片浦植物蒸留所 立ち上がりました!!
そして、なんと、、、
6月27日(土)カミイチ(かみふなかクラフト市)デビューします!

「片浦植物蒸留所」は、「片浦食とエネルギー地産地消プロジェクト」の活動の一つ「庭labo」から生まれたグループです。

植物を蒸留しフローラルウォーターに仕立てました。
素材はすべて自然豊かな片浦地区やその近辺で採集したもの。清かな湧水で蒸留しています。
成長のために摘蕾されたみかんの花、
二番茶を摘まない茶の木の葉、
草刈りででた大量のどくだみの茎や葉、、、、など、
捨てられたり、放置されてるものから、“いのち”をいただき繋げていきたい。
植物採取の過程で出会った、片浦近辺のとっておきの場所を紹介したい。
そして、この地で育まれた植物のように、すくすくと元気いっぱい子どもたちが成長しますように。
これからもずっとずっと、この地が、この美しい姿であり続けますように。

そんな想いをこめて、プロジェクトのメンバーが植物採取から蒸留、パッケージまで、ひとつひとつ手作りしています。日々の暮らしの中で、お役立ていただけたなら嬉しいです。
*この商品の売り上げは、子どもたちとのワークショップの運営資金に活用させていただきます。

“片中キッチンガーデンの植物を活かして何かしたいね”
思えばこのプロジェクトは、年のはじめに綿を紡ぎながら 今年やりたいことをみんなで話しあった時にでてきた、小さな夢のひとつでした。http://k-carpenters.blogspot.jp/2015_02_01_archive.html

その後、“植物を活かす暮らし”に関することを何でもやってみよう、という実験の場「庭labo」が生まれ、その中の活動の一つとして蒸留水作りが始まりました。http://k-carpenters.blogspot.jp/search/label/%E5%BA%ADlabo

 やるなら、カミイチデビューをめざそう!
商品、パッケージ、店構え等々、作戦会議を重ねます。

アイデアいっぱいの人、手先が器用な人、巻き込み上手なひと、植物に詳しい人などなど、それぞれが得意どころを十分に発揮して、、、

 これ、すごくないっすか!。消しゴムはんこですよ。活版印刷なみ。そして紙は和紙をコーヒーにひたして染めて、こんな味わい深い風合いになってるのです。技ありだよねー。

 みな仕事に家事に子育てに忙しい人達ですが、できる人ができる時間に集まって手仕事三昧。でもこの時間が楽しいのです。

 アイデアだしから素材集め、蒸留、パッケージまで、試行錯誤の繰り返し。身の回りにあるものや、みんなの知恵と工夫を寄せ集め、ひとつひとつ手作りしています。なんだかとってもステキなものができそうで、自分達が一番わくわくしています。

カミイチ当日は、摘みたての植物を実際その場で蒸留しながら、片浦の風や光や香り、美しい風景をそのまま封じ込み、できたてほやほや のフローラルウォーターに仕立てて皆さまにお届けします。
どの植物を摘もうか、どんな室礼にする?装いは?等々準備も大詰め。
6月27日(土)カミイチ@上府中公園、どうぞ遊びに来てください!!







2015年6月10日水曜日

【活動報告】5月7日(木)片浦の茶の葉でマイ紅茶をつくろう!


 前日6日の片中ガーデンワークショップで、片浦の道を歩いて生垣の茶の木のお茶を摘みました。今日は、片小の放課後子ども教室で、摘んだ茶葉を、なーんと自分達で紅茶とウーロン茶にします!!できたてのお茶でティタイムにしましょうね。

お茶作りを教えてくださるのは、小田原近郊の自社茶園にて“こゆるぎ紅茶”を製造、販売されてる如春園さんです。まずはじめにお茶のお話をしてくださいました。「緑茶も、烏龍茶も、紅茶も同じ『茶』の木の葉からできています。」

 今日の参加者は、大人と子供あわせて32人。


“摘んだ瞬間から発酵が始まるんだよ。”“醗酵ってなに?” うーん、、、、腐るということですね“
子供たちに説明するのって難しいですね(笑
醗酵を止めるために火(熱)を入れる。その発酵を止めるタイミングで味が変わるそうです。
緑茶は摘み取り後すぐに蒸して発酵をとめる。烏龍茶は一日干してから、釜炒り紅茶は一日干してよくもんで真っ黒になってから釜炒りだそうです。

復習。茶の葉一芯二葉を摘みました。

 如春園さんが、一部紅茶様によくもんどいてくださいました。ざるの方が紅茶です。少しよじれてるでしょ。

 大釜でいります。

釜は300度!気をつけて!!軍手を付けた手で、広げながら炒ります。辺りにお茶のいい匂いが漂ってきましたよ~。
               ござの上でよく揉みます。

葉っぱの中から湿り気が出てくるので、何回もしっかり乾くまで炒ります。炒ってもむ、根気のいる作業ですね。随分乾いて黒くなってきたね。もう少しだよ。



 みんないい仕事してるね。

できました。
自分達でつくった煎りたてのお茶でティタイム。
前の日に摘んだお茶の葉っぱがあっという間にウーロン茶や紅茶になるなんてすごい。
どこにでも生えるお茶の木ってこんなに偉いのねと思えたのでした。無駄にしてはもったいないですね。

(記録:えざきあやさん)